11月22日 大河原小学校 みその授業続き その2「郷土食」について

味噌の秘密その2「郷土食」について

他にも昔から言い伝えられている言葉があります。
「みそを買う家は蔵建たぬ」
どんな意味でしょう?
「みそ」は昔は買うものではなく家庭でつくられるのが当たり前だったのです。ではどうして家庭でつくっていたのでしょう?博士に教えてもらいましょう。と言うことで、次のような話をしました。

味噌は、大変栄養に優れた食べ物であると同時に、保存食品であると言う事が重要な特徴です。

昔は、天候不順によって、お米がとれない不作の年などには、飢餓がおこり食べ物がなくなる事がありました。
そんな時でも、栄養満点の味噌さえあれば何とか生きていける。
生きてゆくには、絶対に味噌を切らすなと言われてきました。
また、「味噌は不老長寿の薬」と言われ、食べ物であると同時に漢方薬的な効用のある食べ物として大切にして来ました。
「味噌は医者要らず」と言われる所以です。

また、戦国時代の武将たちは、兵糧として「お米と味噌」、この2つを絶対必要な兵糧として特別扱いしていました。
栄養満点な味噌は、力が出る。戦闘能力を左右する重要な兵糧として大切にしていました。
そんな事から日本各地の武将たちがつくらせた味噌が地域ごとに生まれました。
武田信玄の信州味噌。徳川家康の八丁味噌。そして伊達政宗の仙台みそ。

味噌は、大きく原料の違いで、米みそ、豆みそ、麦みそがあります。
また、色の違いで、赤みそ、淡色みそ、白みそがあり、味の違いで、辛みそ、甘みそなどに分類され、日本各地には沢山の種類の味噌があります。
もっと言えば、それぞれ造られる味噌の数だけ味噌の種類があるという事です。
これも味噌が発酵食品であり、保存食品であるが故の事といえます。

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