大河原小学校 みその授業続き その3「郷土食」について

味噌の授業の続き

味噌の秘密その3

「郷土食」について

もう一つ「みそ」に関する言葉があります。

「手前みそ」

どんな時に使う言葉でしょう?

自分で作った「みそ」が一番おいしいという所からできた言葉だそうです。

このように日本では家庭で「みそ」を作っていたので、全国に色々な種類の「みそ」があります。

(日本地図に味噌の種類が書かれたものを掲示)

違いを比べてみましょう。と言うことで、赤味噌(仙台みそ)、白みそ(西京みそ)八丁みそを食べ比べして色・味・香りなどの感想を書いてもらいました。

  仙台みそ 西京みそ 八丁みそ
クリーム色肌色 こげ茶色黒、あんこ色
少し濃い味おいしい

しょっぱい

いつもの味

すこし甘い芋、栗の様

ずんだ

チーズ

黒豆の様納豆みたい

大豆の様

味が濃い

その他 辛い香ばしい

しょうゆの様な香り

甘い香り濃厚な味

おもちの様

お米の味

苦い、しょっぱい辛い、酸っぱい

デミグラスソース

チーズ、薬の様

焼き芋

 子供たちの感性・感覚のすばらしさに感心させられました。

 最後に博士からどんな思いや願いを込めて「みそ」を造っているのかを話し、まとめということで次のような話をしました。

みそ造りをしていて感じるのは、自然にはかなわないと言う事。

人間も自然の中の生き物の一つなんだと言う事です。

味噌を造っているのは、微生物と言う自然の力、自然の恵みなんです。

現代人は、自然の恵みによって生かされている事をもっと感じる必要があると思います。

今の世の中は、大変便利になり食べ物も簡単に買えます。

しかし、本当の意味で良い食べ物を食べているか、疑問に思う事があります。

 食べると言う字は、「人を良くする」と書きます。

昔の人は、食べ物は自分の心身(身体と心・精神)をつくる物との考え方がありました。

そして、身体に良い食べ物を経験的に知っていました。

今の時代のように化学的な分析をしなくても、良い食べ物を見分けるすばらしい感覚がありました。

今は、インスタント食品、冷凍食品、ファーストフードなど手軽で便利な食べ物が沢山あります。

そんな中で、先人達の知恵から生まれた日本のすばらしい伝統食品である味噌。日本人にとって最良の健康食品である味噌を、是非毎日食べて欲しいと思っています。

 そして、生活習慣病が増加し、子供の糖尿病が増えている時代だからこそ今一度、食とは「人を良くする」ものなんだという事を考えてください。

そして、自分自身で良い食べ物を選べる感覚を養って欲しいと思います。

 最後に一言「味噌は皆さんを元気にする食べ物です」毎日食べてください。

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